bmw 1 シリーズ 故障 1
BMW 1シリーズ

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今回は
BMW1シリーズです。

コンパクトなハッチバック車にとって
室内空間確保が不利になる
フロントエンジン後輪駆動(FR)
を採用するという珍しい車で、

フロント・リヤアクスルへの
荷重バランスを
ほぼ50:50配分という
BMWのこだわりが
しっかりと感じられる車です。

中古車の価格もこなれてきていて、
お買い得車になっています。

 

不人気車だった3シリーズ「ti コンパクト」の後継車

BMW1シリーズは2004年に
BMWのエントリーモデルとして
登場しています。

それまでに
BMWは3シリーズにおいて
コンパクトでリーズナブルな
「ti コンパクト」
というモデルを設定していました。

しかし、初代モデルである
ti コンパクト(E36)は

  • セダンを途中でぶった切ったようなデザイン
  • 旧式(E30)のプラットフォーム
  • 3ドアハッチバック(セミノッチバック)

といったもので、どう見ても
『安っぽいBMW』
が完成してしまいました。

特に、まだバブルの余韻が残る
1990年代の日本では
超不人気車だったと言えるでしょう。

▼E36 318ti コンパクト

bmw 1 シリーズ 故障 5

 

この後、E46型にフルモデルチェンジして

  • 独自のデザイン
  • セダン、クーペと共通プラットフォーム

にはなりましたが、

独特すぎる
ヘッドライトデザイン

3ドアハッチバックの利便性の悪さから
やはり不人気車でしたw

▼E46 318ti コンパクト

bmw 1 シリーズ 故障 6
By Jeremy from Sydney, Australia (BMW E46/5 318ti)

CC BY 2.0 via Wikimedia Commons

 

起死回生の1シリーズ

2004年、BMWは不人気の
「ti コンパクト」から脱却し、

エントリーモデルを
3シリーズから独立させました。

それが1シリーズなのです。

bmw 1 シリーズ 故障 7

 

1シリーズ(E87)は

  • 3シリーズ(E90)と同じ最新プラットフォーム
  • コンパクトカーらしい愛嬌のあるデザイン
  • 便利な5ドアハッチバック

と完全にマイナスイメージを払拭。
人気モデルとなりました。

毎年のように
細かいマイナーチェンジをしながら
車を熟成させていくBMWですが、

初代1シリーズ(E87)は

  • 2007年のマイナーチェンジ
  • 2010年の直噴エンジンへの変更

この二つが大きな変更となります。

2007年のマイナーチェンジで、
バンパーデザインがガラリと変わり、
内装の質感も向上しています。

E87 後期型と呼ばれているのは
この2007年の
マイナーチェンジ後モデルです。

bmw 1 シリーズ 故障 8

 

2010年のマイナーチェンジでは
エンジンが直噴エンジンに変更され、
燃費と出力が共にアップしています。

また、パワステも
電動へと変更されていて
軽やかなハンドリング
となっています。

エンジンラインナップとしては

116i が1600cc

118i と 120i は2000cc
(120i の方が高パワー、高トルク)

2006年から追加された
130i は3000ccです。

自動車税の金額が同じで、
燃費も大差ないので
中古車なら
2000ccの118i か
120i がオススメと言えるでしょう。

 

故障やトラブルは少なめだけど

1シリーズ(E87)には
輸入車にありがちな
『持病』というのは
あまりないようです。

ただし、

サーモスタットや
O2センサーといった
国産車では
あまり交換時期を意識しないような部品の
点検や定期交換は必要です。

特に、ATF(オートマ用のオイル)が
汚れやすく、
5万キロを目安に交換するのが良いようです。

ATF交換時には
AT制御CPUリセットや
ストレーナー(フィルター)交換、
またはオイルパンごと
の交換が必要となるので
BMWの正規ディーラーか
専門知識のあるお店で
お願いするようにしましょう。

お金持ちのセカンドカーとして
購入されたのか、

あまり距離が伸びていない
キレイな車体も
多く出回っています。

しかし、

くれぐれも
アフターフォローをきちんとしてくれそうな
(ディーラーや輸入車が得意な)
お店を選ぶようにしましょう。

 

ランフラットタイヤを標準装着

2000年代に入ってくると
BMWは
ランフラットタイヤを
積極的に導入し始めています。

この1シリーズ(E87)も
ランフラットタイヤが
装着されています。

ランフラットタイヤは
パンクして、
たとえタイヤから
空気が抜けてしまっても
タイヤ自体の強度で車体を支え、
ある程度の走行が
可能なタイヤです。

しかし、
パンクしても修理しなくてよい。
というわけではなく

むしろ基本的には
パンク修理が出来ないので、
パンクした場合は
タイヤ交換が必要となります。

そして補強の為に
タイヤ自体が硬く重たい
という特徴を持っています。

なので、私は
ランフラットではない

普通のタイヤへの変更を
オススメしたいと思います。

その方が足回りの軽量にもつながり、
加速やブレーキ性能が向上し、
結果として燃費向上にも
つながることでしょう。

実際、
ノーマルのランフラットタイヤでの
パンクを期に
普通のタイヤへ変更する人も多いです。

タイヤの変更には
普通タイヤ用のホイールが
必要になります。

空気圧センサーの対応や
取付幅など
BMW専用品になってきますので
交換したいと思った人は
タイヤ、ホイール購入店で
しっかりと相談してみて下さいね。

コンパクトボディに
FRレイアウトの1シリーズは
スポーティな走りにも
期待が出来そうです。

ぜひ、探してみてください。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。

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