アイシス

中古車相場:18.9万円~230万円
平均96.3万円
(2017年3月調べ)

ジョージマンです。

今回はトヨタ アイシスです。
アイシスが発売開始された
2004年後半~2005年には
前回ご紹介した
マツダ プレマシーの
スライドドア化や

ニッサン 初代ラフェスタ
(初代はプレマシーのOEMではないです)
が発売され、

ロールーフミニバンの
スライドドア元年
ともいうべき年でした。

ロールルーフミニバンとスライドドア

ところがこの年に発売された

  • アイシス
  • プレマシー
  • ラフェスタ

これらはことごとく

不人気車に
なってしまいましたw

どうやらこの
『ロールーフミニバンにスライドドア』

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と、いう組み合わせが
よろしくないようです。

一見すると、
人気要素と思える
『スライドドア』ですが、
何がロールーフミニバンと
合わないんでしょう?

スライドドア最大のメリットは
ヒンジドアに比べて
開口部が大きいので、
乗り降りや、
荷物の積み下ろしが
しやすい点です。

しかし、
ロールーフだと
この点が少々難ありです。

屋根が低く、車が小さいので
思ったよりも乗り降りしにくい
という印象です。

そして、デメリットは
ヒンジドアに比べると
重量が重いという点です。
重量が重いという事は
燃費が悪くなります。

また、
パワースライドドアが
ついていない場合、

ドアが重いので
開け閉めに力が必要になります。

まぁ、
つまりはコンパクトカーよりも
人も乗せられるし、
荷物も乗る、
だけどトールタイプの
ミニバンと比べると快適ではない。
中途半端なんですw

 

パノラマオープンドアで不満解消?

ロールーフミニバンでの
スライドドアの弱点は
前述した通り
開口部の狭さです。
「じゃあ、広くしたらイイんでしょう?」
と採用したのが、
トヨタの子会社である
ダイハツが考えた
ピラーレス構造です。

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ダイハツがタントで使用した、
ドアの一部をピラー(支柱)として
強度を保つ技術です。

タントでは
『ミラクルオープンドア』

アイシスでは
『パノラマオープンドア』

とネーミングされていますが、
基本的には同じ技術です。

ピラーがないので開口部が広くなり、
乗り降りしやすくなりました。

安全上の強度は
世界のトヨタですから
問題ないでしょう。

しかし、
やはり剛性は
普通の構造に比べると
落ちてしまいます。

軽自動車である
タントはボディ全長が短いので
そこまで気にならないのですが、

全長が長いミニバンである
アイシスの場合
ボディ剛性が弱いと、
走行中ボディが
たわんでしまうので、
乗り心地に影響が出てしまいます。

パノラマオープンドアで
開口部の狭さは解消しつつも

乗り心地を
犠牲にしてしまっているのは
否めません。

結構揺れます。

 

 

10年以上フルモデルチェンジなし

実はこのアイシス
2004年に発売され、
2017年3月現在でも
新車が売られ続けていますが、
フルモデルチェンジを
一度もしていません。

なので、
少々古い年式の中古車でも外観は
古さを感じさせません。

ただ、
内装デザインンはさすがに
古さが漂います。
ひと昔前の
『ザ・トヨタ』
なデザインです。

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トヨタはアイシスを
たくさん造りすぎたのでしょうか?

そう考えられる
一つの理由としては、
この車が国内販売専用設計に
なっているということです。

パノラマオープンドアは
強度の問題上、
助手席側だけになっています。

これを実現するために
右ハンドル専用設計に
なってしまっているのです。

つまり、
左ハンドルに変更して
海外で販売することが
出来ないのです。

プラットフォーム(基本構造)も
ウィッシュをベースにして、

後ろ半分をノアから流用したので、
コストは抑えられましたが、
他車種への転用が出来ません。

もし、
はじめにこのシャーシを
販売実績以上に
造りすぎていたのなら、
長年売り続ける以外に
方法はないでしょう。

 

積載能力は非常に高く魅力的

アイシスの一番推したいところは
積載能力です。

ピラーレスに加えて、
シートアレンジが
かなり豊富なので、
アイデア次第で
あらゆるものが乗せられそうです。

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ラゲッジスペースも
サードシートが
床に収まってくれるので、
広く使えます。

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サードシートを収めずに
背面に倒せば助手席側は
最前列まで
フルフラットが可能なので、
車中泊の時など便利です。

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中古車を買うなら 両側パワースライドドア付

手動のスライドドアは
重くて使いにくいです。

中古車なら
車体価格は大差が出ませんから
オプションの両側スライドアが
装備されている車を
選ぶようにしましょう。

エンジンは
1.8Lと2.0Lの2種類ありますが、
2.0Lを選択しましょう。
税金は年間¥5000しか変わりません。
(2017年3月現在)

車体が重たいので
1.8Lではパワー不足を感じますし、
2.0LにはCVTが組み合わされ、
燃費も差がありません。

『プラタナ』というグレードは
3ナンバーになっていますが、
エアロパーツの分が
幅広になっているだけで、
室内空間には影響がありません。

格安のファミリーカーとしては
おススメしたいですが、
海外需要もないので、
リセールバリューは非常に低いです。

もし、
アイシスを中古車で選ぶのなら、
乗りつぶすつもりで
購入するのが良いかもしれません。

 

最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。