スカイラインクロスオーバー

中古車相場:99.8万円~379万円
平均206.9万円
(2017年3月調べ)

ジョージマンです。

今回は
スカイライン クロスオーバーです。

スカイラインクロスオーバーを
発売開始した同じころ、
ニッサンはムラーノの
モデルチェンジも行っていて、
2代目ムラーノも不人気車です。

2台の不人気SUV、どちらを
クローズアップしようかと
迷いましたが

ムラーノは

  • 価格、維持費が高い
  • 大きすぎて路地での運転がしにくい
  • 燃費が悪い

と、アメ車や大型SUVなら
必ず当てはまる

『日本の事情と合っていない』

という点で不人気なだけで
特筆する部分が
少なかったので、
スカイラインクロスオーバー
を選びましたw

スカイラインかどうか?

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まずこの車が
スカイラインかどうかです。

発売当初、
スポーツイメージ一色だった
ポルシェがカイエンを発売し、
好評のまま
モデルチェンジを行ったり、

BMWが X6を発売し、
スポーツ・アクティビティ・クーペ
という新たなコンセプトの元、
好評を得ていました。

私は当時、
ニッサンもこの流れに
のっかったのかな?
と思っていました。

そして、
スカイラインは
ポルシェやBMWほどの
ブランド力はないから
難しいのではないのか?
と考えていたのを
覚えています。

しかし、
改めて調べてみるとこの車、

わざわざスカイラインの
SUV版を
開発したわけではなく、

不人気車になりやすい
グローバルカー
を国内販売に
切り替えた車だったのです。

ニッサンは
グローバル市場において
SUV車を
大小きめ細やかに
用意しています。

スカイラインクロスオーバー
の元車種は

ニッサンの上位ブランド
INFINITI(インフィニティ)
から発売される
EX35という車でした。

2009 Infiniti EX35
▲INFINITI EX35
By IFCAR [Public domain], from Wikimedia Commons

当時、アメリカンSUVや
アメリカ市場で販売されている車を
輸入したり、
日本仕様の車を
アメリカ仕様に改造したりして、
20インチ、22インチ、
はたまた30インチ
なんていう
メッキの大径アルミホイールを
装着させるのが
流行っていました。

ニッサンはこうした
SUVブームや
逆輸入されるEX35をみて
日本での発売に
踏み切ったのです。

ここで、
ニッサンは
少し欲を出してしまいました。

スカイライン
という名前を
若返らしたい

スカイラインという名前は
V35スカイラインあたりから
ユーザーの高齢化が
進んでいました。

これはどう考えても
ニッサンの
戦略であったはずです。

V35スカイラインセダンで
スカイラインの特徴である
丸く光るテールランプを
廃してしまったり、
(マイナーチェンジ後復活させましたが)
GT-Rから
スカイラインの冠を
とってしまったり
したのですから当然でしょう。

なのに、なぜか
若者に流行っているSUVに
スカイライン
の名前を付けて販売しよう

と考えたそうです。
この点においては
ニッサン内でも反対意見が
あったようですが、
最終的には現実の通りです。

 

なぜスカイラインとしてまかり通るのか?

この車をスカイラインと呼べるのは、
スカイラインと同じ
プラットフォーム、
(基本構造、シャーシ)
スカイラインと同じ
エンジンを
搭載するからでしょう。

しかしながら、
Eプラットフォーム
と呼ばれる
このプラットフォームは
ニッサンの中では
共通化がかなり広がっており、

  • スカイラインのV35~V37セダン、V35、V36クーペ
  • フェアレディZのZ33、Z34
  • フーガ
  • M35ステージア
  • インフィニティのSUV FXシリーズ

などなど、
ほとんどがこの
プラットフォームを
共通にしています。

ではエンジンはどうでしょうか?

スカイラインクロスオーバーの
エンジンは世界的に
定評のあるVQ37VHR型
(以下VQ37)、
V6 3.7L この1種類です。

日本国内では
このエンジンを搭載するのは
スカイラインと
フェアレディZだという
イメージが強いです。
(Y51フーガにも載っていますが)

他にスカイラインと
呼べる部分はありません。

この
VQ37VHRエンジン
こそが

この車に
スカイラインの名前を与える
唯一の要素です。

 

 

エンジンの縛りで不人気

スカイラインクロスオーバーが
スカイラインで
要られる理由はエンジンです。

しかし、このVQ37エンジン、
大排気量なので
日本では税金が高く、
お世辞にも
燃費が良いとは言えません。

現在INFINITI EX35は
QX50に名前を変えて
エンジンバリエーションは
1種類になりましたが、
EXシリーズの名前で
展開していた時は

中国市場で
2.5L VQ25HR型エンジンを
搭載した
「EX25」、

欧州仕様車には
V6 3L ディーゼルエンジン
V9X型を搭載する
「EX30d」

も存在していました。

このあたりのエンジンを
採用できていたら、
もう少しユーザーを
増やせていたかも
しれませんね。

 

内装はさすが上位ブランドインフィニティ

内装のデザインは
しっかり作り込まれていて
高級車そのものです。

レザーシートの
グレードもあります。

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インパネには
スイッチがいっぱいです。

どれが
助手席の人を
サンルーフから
射出するボタンでしょう?

(アラフォーネタ?)

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トランクルームは、
リアウィンドウを
寝かしすぎているために
高さがあまりありません。

よって、
思ったよりも狭いです。

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中古市場では価格高め

スカイラインクロスオーバーは
不人気であることは確かです。

ところが質感の高さや
走りの良さから
根強いファンも多いようで、
価格は暴落していません。

タマ数の少なさが
希少性を生んで、
走行距離があまり伸びていない車では
300万~400万円弱する車もあります。
(2017年3月現在)

一方、
走行距離を気にしなければ
100万円台の車が見つかります。

ニッサンのVQ系エンジンは
耐久性にも定評があるので
10万キロぐらいでは
なんてことはありません。

外装は別としても、
車体は前述した通り
共通部品が多いですから、
もし修理すようなことになっても、
リビルドパーツなど
活用すれば
大きな金額は必要ないでしょう。

なので
スカイラインクロスオーバーを
中古車で購入する際は
外装、内装の
できるだけきれいな車を
探すことにポイントを置けば
良いと思います。

 

最後まで読んで頂き、 ありがとうございます。