マツダ ロードスター(NC)

中古車相場:44.8万円~265.8万円
平均155.3万円
(2017年2月調べ)

実は ロードスター(ND)
試乗レポートをした後、
真っ先に思いついたのは
今回ご紹介する
3代目ロードスター(NC)
の記事だったのですが、
後回しにしました。

なぜ、
そうしたかと言えば、
意外に(?)
中古市場価格が高かった
からです。

でもまぁ、
不人気なのは確かだし、
頻繁に壊れない程度の高年式で
考えると
納得の値段ではあるし、
2000ccという
維持しやすい排気量を考えても
お買い得なんじゃないかな?
と思ったので
記事にまとめてみました。

国産スポーツカーというジャンル自体が不人気

長年の不況にあえぐ
日本市場にとって
二人しか乗れず、
荷物もあまり積めない
スポーツカーは
そのジャンル自体が
不人気です。

トヨタが2007年に
MR-Sを販売終了とした後に
2012年の86発売までの5年間、
スポーツカーらしい
スポーツカーは
販売しなかったのも象徴的です。

セカンドカーなんて贅沢は
ほとんどの家庭では
受け入れられないですし、
逆に余裕のある
富裕層のような人々は
輸入車を選びます。

実際ここ近年は日本での
フェラーリや
ポルシェは販売数が
伸びているそうです。

それと相まって、
2000年初頭頃から
各メーカーは
自動車の衝突安全基準向上
を図るため
スポーツカーであっても、
なんだか丸っこくて
全体的に大きいボディ
にしてしまいました。

これまで私たちが想像していた
『スポーツカー』
は低くて、平べったくて、
軽そうなものでした。

それが
背がたかくて、丸っこくて、
なんだか重そうなもの
になっていったのが
2000年代初頭の
スポーツカーです。

なので2000年初頭に発売された
スポーツカー、
フェアレディZ(Z33~)
スカイライン(V35~)
インテグラタイプR(DC5)
シビックタイプR(EP3~)
そして、
今回ご紹介する
3代目ロードスター(NC)

これらはモデルチェンジして
ガクンと人気が落ちた
不人気車種と言えるでしょう。

 

価格が思ったより下がっていない理由

正直、セカンドカーや趣味で
車を持とうと考えると、
車体価格は100万円を
余裕で切っていて欲しいです。

スポーツカーなら
マフラーやサスペンション、
ホイールのカスタムも
したいでしょうし、
後々の維持費も考えると
車体価格はできるだけ
抑えたい所です。

しかし2016年10月現在、
3代目ロードスターは
100万円前後で中古車は
見つかるもの、
余裕で100万円を切っている
とは言い難いです。

100万円切っているような車両は
オートマ、
走行距離が10万キロ超、
もしくは修復歴あり
といった車両です。

それではなぜ、
価格が落ち切らないのか?
を調べてみたところ、
まず、
元の価格が高いという点が
ありました。
新車でのベース車両価格は
220万円。

初代のユーノス ロードスターの
ベース車両170万円
と比べると
50万円も高いのです。

次に考えられるのは排気量。
2000ccという排気量は
スポーツカーとしては
ちょうど良いパワー感で
税金も比較的安くて、
燃費もまずまずです。

同年代のフェアレディZ(Z33)、
スカイラインクーペ(V35)
といったスポーツカーは
は3500ccと
排気量が大きいので、
税金が高く、燃費は悪いです。

実際中古車になった現在は
ロードスターよりも
Zやスカイラインの方が
価格は安いです。

 

 

幌の開閉がスムーズ

オープンカーで
重要なのがこの点です。

簡単に素早く開閉できないと、
駐車時や急な雨など面倒くさいので、
幌は締めっぱなし。
なんてことはよくあります。
オープンルーフが台無しです。

その点、
3代目ロードスターは
初代、2代目と比べると
格段に幌の開閉が楽
になっています。
ロックは1か所だけですし、
乗ったまま開け閉めすることも
不可能ではありません。

但し、
最新型4代目
ロードスター(ND)と比べると
少々重いですし、ロックも固く、
スムーズではありません。
まぁこの点は時代が進んで
進歩した点なので
仕方ないでしょう。

 

不人気ポイントはロードスターらしくなさ

不人気ポイントは
それまでのロードスターに
求められていた点が
見事にスポイルされた点
でしょう。

前回の
ステップワゴン(RG)
に通じるものがあります。

  • 1600cc高回転型エンジン → 2000ccの余裕あるエンジン
  • コンパクトで軽量なボディ → ボディは5ナンバー枠を超えて3ナンバーサイズ
  • シンプルでスポーティな内装 → 高級感のあるしっかりした内装

まぁ、
見事にひっくり返しましたねw

要するにちっちゃいエンジンを
ブン回しながら走るのが
楽しかったのに、
ゆったりした”大人”の走りに
変ってしまったのが、
なんだか面白くない。

というのが
初代、2代目ロードスター
オーナーさんたちの
不満点でしょう。

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大人のロードスター

ロードスターのして考えると
不満点も多いですが、
単純に2シーターオープン
スポーツカーとして
乗るなら装備も近代的ですし、
車体もお金がかかって、
しっかり作られています。

よく言われる
エンジンレスポンスですが、
電子スロットルを
逆手にとれば、
スロットルコントローラー
を後付けして
軽快にすることは可能
です。

重いと言われる車体重量も
実は見た目の印象が強く
1100kgは軽量
と言えるでしょう。

先代のNB型と比べても
20kg程
しか変りません。
この程度ならホイールを
アルミ鍛造ホイールに変更したり、
ボンネットをカーボンにしたり、
あなたが少々ダイエット
したりすれば
取り戻せるでしょうw

見た目が与える思い込みって
すごいですね。

カスタムで欠点を補って
自分好みにしていくのも
スポーツカーの醍醐味です。

丸っこい愛嬌のある
デザインが気にならなくて、
長く乗るつもりなら
おススメの1台だといえます。

中古市場を見ても
走行10万km超車両が
ごろごろしています。

それだけ頑丈で、
長期間楽しめる車
という見方もできます。

デザインンも走りも
丸くなった
3代目ロードスターは
エンジンぶん回して
峠道を走るような車ではなく、
ゆったりとオープンカーでの
ドライブを楽しめる、
丸くなった大人の為の
スポーツカーと
言えるでしょう。

 

最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。