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第30回:路線は変更しても名前は変わらない不人気車 ホンダ CR-V

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ホンダ CR-V(RE系)

中古車相場:59.8万円~179.8万円

平均119.8万円

(2017年2月調べ)

>>流通前の中古CR-Vを探す方法

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今回、ご紹介するのは ホンダ CR-V(三代目:RE3、RE4)です。

CR-Vは以前ご紹介したトヨタ RAV4と同じように

初代モデルはコンパクトSUVとして大人気の車でした。

モデルチェンジを繰り返すうちにだんだん大きくなり、

いつの間にかミドルサイズSUVになってしまった不人気車です。

 

名前はそのままで大型化&グローバル化

バブル末期はクロカン(クロスカントリー車)と呼ばれる車種のブームがあって

 

  • トヨタ ハイラックスサーフ、ランドクルーザー
  • 日産  テラノ
  • 三菱 パジェロ
  • いすゞ  ビッグホーン

 

など本格派の大型オフロード車が人気でした。

その小型普及版として登場し、人気を博したのが初代RAV4であり、初代CR-Vでした。

 

www.xn--ihq5po14ehz4a.com

 

その後、経済不況やエコブームによってクロカンは

  • 狭い日本の路地にはボディが大きすぎる
  • 4WDは燃費が悪い
  • (当時の)ディーゼルエンジンは環境に良くない

こうした理由で一気に人気を落としてしまいます。

こうしたクロカン、

SUVの低迷期に 二代目へとモデルチェンジしたCR-Vは

国内の販売台数を急激に落として不人気車の仲間入りをします。

 

しかし、二代目CR-Vはアメリカやヨーロッパ、

中国といった場所では販売台数を大きく伸ばし、

 

世界規模で見ると人気車でした。

 

そこでホンダは日本でのSUV販売に見切りをつけて(?)

海外市場(グローバル市場)をターゲットの中心にとらえ、

三代目にモデルチェンジしたCR-Vはボディの大型化を図り、

ミドルサイズSUVと呼ばれるサイズまで引き上げます。

当然海外ではよく売れましたが、

 

あいかわらず日本国内では不人気車でした。

 

三代目にモデルチェンジたCR-Vは大きさだけでなく、

内装もかなり豪華になりました。

グレードによっては、ウッドパネルの採用や

レザーシート、アルカンターラシートの車があり、

 

セダン車のような高級感を感じられます。

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▼レザーシート

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▼アルカンターラシート

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名前イメージと価格イメージが合わない

ミドルサイズSUVのライバル人気車種といえばCR-Vのボディサイズや排気量、

質感の高い内装などを考えると、トヨタ ハリアー、レクサス RXでしょう。

 

今でこそSUVというジャンルは流行していて、

各社こぞって車種バリエーションを増やしていますが、ほんの少し前まではSUVといえばトヨタ ハリアーを除けば不人気車の宝庫でした。

 

なぜハリアーは成功して、CR-Vは失敗したのでしょうか?

私の見解ではCR-Vが名前を変更しなかった事が大きく関係しているのではないかと思います。

 

ハリアーは初代モデルからある程度「高級車」として発売しています。

ハリアーの新車価格は初代(10系)で約240万円~320万円、

二代目(30系)、三代目(60系)は約270万円~400万円

と違和感は少ないと思います。

 

ところがCR-Vの場合そうではありません。

CR-Vの新車価格は初代モデルが約170万円~230万円。

三代目CR-Vは 約250万円~320万円

 

同じ名前の車の価格差とは思えませんw

 

ちなみにハリアーの兄弟車、日本での初代RXは約460万円~560万円。

レクサスのエンブレム代でしょうw

 

海外にはアキュラRDXという兄弟車の存在があるのでこっちの名前を使っても良かったのではないでしょうか・・・?

 

CR-Vも質感を向上させて、価格を上げたのなら名前を変更すべきだったでしょう。

初代モデルの『CR-Vといえば安いコンパクトSUV』というイメージが強すぎました。

 

 

i-VTEC=省燃費ではない。でも?

 

▼エンジンは2.4L直列4気筒、i-VTEC のラインナップは1種類。

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i-VTECと聞くと、私はシビックに搭載されたR18Aエンジンやフィットに搭載されたL13A、L15Aといった高燃費のSOHCエンジンを思い浮かべるのですが、i-VTECといっても同じではなく、省燃費型と高出力があります。

 

CR-Vに搭載されるK24ADOHCエンジンはインテグラタイプRに搭載されていたK20A DOHCエンジン系でどちらかといえば高出力型。

 

よって燃費はあまり期待できず、

CR-Vは、

170ps/5800rpm

10モード/10・15モード燃費12.2km/L

と、まぁ良くはないですが悪くもないです。

 

しかし、

30系ハリアー2.4Lは、

160ps/5600rpm

10モード/10・15モード燃費 10.6km/L

これと比べるとパワーも燃費も勝っています。

 

 

高級SUVのとしての実力は十分

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三代目以降のCR-Vの中身は快適そのものです。

基本構造は『ホンダ・グローバルライトトラックプラットフォーム』

というものが採用され、その名の通り

グローバル市場で活躍できるしっかりとしたシャーシになっています。

 

また前述した通り、レザーやアルカンターラといった高級感のある内装や、大型化されたことによってリアシートにも余裕がうまれたことによって、快適にドライブを楽しむことができるようになっています。

 

▼レザー リアシート

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▼アルカンターラ リアシート

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三代目CR-Vは2017年2月現在、諸費用込みの乗り出し価格でも

 

100万円前後で出回り始めています。

 

レザーシートやアルカンターラシートの車両を選ぶとなると、

150万前後の予算になりますが、私は質感が楽しめるこちらをオススメしたいです。

 

安い不人気車を買ったときの不安要素として、売却時の価格です。

通常は安く買った車は安くでしか売れません。

 

しかし、CR-Vの場合は海外人気のおかげで買い取り業者をきちんと探して依頼すれば、輸出販売を見込んで思った以上の買取価格をつけることが多いです。

 

車両価格が高くて燃費の良いSUVを買うよりも

車両価格がグンと安くて燃費も悪くない。

高級車の質感も味わえる三代目CR-Vの中古車は『賢い買い物』だと、私は思います。

 

現行型の四代目CR-Vは2016年に国内販売は打ち切られています。

ところが、海外では2016年に五代目にモデルチェンジして

 

1.5Lダウンサイジングターボ車も用意されています。

 

automobiles.honda.com

 

日本への導入はまだ決まっていないようですが、日本ではこのままCR-Vの名前は消えてしまうのでしょうか?気になるところですね。

 

 

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