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第29回:不人気ライトバンで終わらせるのはもったいない! ホンダ パートナー

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ホンダ パートナー(GJ系)

中古車相場:15.9万円~70万円

平均42.9万円

(2017年2月調べ)

 

 

 

▼不人気車の買い方、売り方の記事▼

>>流通前の中古パートナーを探す方法

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>>買取0円の超不人気車はどうする?

 

 

今回は普通の人はまず目を向けないジャンル

『ステーションワゴンタイプライトバン』です。

※以降ライトバンと呼びます。

 

営業車やビジネスカーと呼ぶ人もいます。

自社商品を持ちまわる製造メーカーの営業マンや段ボールやチラシなど大きくないけど、かさばって重い荷物を取り扱う営業マンや電気工事や水道工事といった作業を仕事にしている人が主に使っている車だと思います。

そんなライトバンの中にも不人気車は存在します。

それが今回ご紹介するホンダ パートナーです。

 

 

ライトバンの現行車は実質 2車種

実をいうとホンダはパートナーを最後にライトバンをラインナップから外しています。

そして、現行の他メーカーのライトバンというと、

 

  • トヨタ プロボックス
  • トヨタ サクシード
  • ニッサン NV150 AD
  • 三菱 ランサーカーゴ
  • マツダ ファミリアバン

これらがありますが、

プロボックスとサクシードは姉妹車

ランサーカーゴ、ファミリアバンはNV150 ADOEMです。

なので、現行車のライトバンというのはプロボックスとNV150 ADなのです。

 

ステーションワゴンタイプはハイエースやNV350キャラバンといったワンボックスタイプと比べて積載量は少ないですが、全高が低いので駐車場の入庫制限を気にすることがなく、都市部での配達や出張作業に向いています。

 

近年は燃費や維持費といった部分で軍配の上がる軽バンの性能向上によってそのメリットが薄れつつあるのに加えて、乗用車ステーションワゴンも人気がないことからその数を減らしてしまいました。

 

 

ライトバンのメリット、デメリット

ライトバンは日本の法規上『貨物自動車』つまり、トラックと同じ分類になります。

そこでよく言われるのが税金や車検費用の安さです。

比較して見てみましょう。

今回ご紹介するパートナーは排気量が1.5L(1,496cc)重量が1,150kg(4WDは1,220kg)なので、この条件で見ていきます。

 

まず、車検時です。

車検は乗用車の場合初回3年、継続時2年ごとの車検です。

貨物自動車の場合は初回2年、継続時1年ごとの車検になります。

この点は整備費用が倍になる点や面倒も倍になることからライトバンのデメリットとも言えます。

 

車検ごとに課税される重量税は平成29年2月現在、エコカー減税は期限切れの発売開始の2005年からは13年経っていないので「13年未満のエコカー以外』の車になります。

乗用車なら¥24,600

貨物自動車なら¥6,600 X 2 = ¥13,200

 

次に毎年納付書がやってくる自動車税

平成29年現在、大阪府の場合

乗用車なら¥34,500 / 年

貨物自動車なら¥17,800 / 年

 

どちらもかなり安いですね。

この点はメリットです。 

※上記は私の調べによるものです。税金に関しては購入前に販売店へ必ず確認するようにして下さい。

 

そして、装備です。

ライトバンはできるだけコストを抑えるために余分な部品を外し、毎日の運搬業務走行に耐えうる頑丈なボディとサスペンションを備えています。

 

まず、余分な部品が外されているのは、

具体的には防音財やオーディオ、パワーウィンドウ、助手席のエアバッグなど内装を中心に軽量化。

バンパーも修理交換時に安く交換できるようにと未塗装のものが装着されます。

 

実は未塗装のバンパーは、軽くこすったりした場合に擦り傷部分だけを塗装修復という事ができないので、どうしても修復したい場合はバンパー全体の交換になり、部分塗装よりもコスト高の修理になります。

 

この点について乗用車として見た時にはデメリットにみえるかもしれません。

 

そして毎日の運搬業務走行に耐えうる頑丈なボディとサスペンション。

これは重い荷物を積む人や、スポーティな走行を走る人にとってはメリットと言えますが、そうではない人にっとっては少しバタバタとした乗り心地になってデメリットといえます。

 

メリット

  • 税金が安いので維持費が安い
  • 頑丈なボディとサスペンションで長く乗れる
  • スポーティな走りにもOK

デメリット

  • スピーカーなど快適装備が少ない
  • バンパーは部分塗装修理できない
  • 乗り心地は決して良くない

 

 

 

乗用車ベースのライトバン

実はこうしたライトバンのデメリットをカバーして5ナンバー、つまり乗用車タイプにしたのが、以前ご紹介したニッサンのウイングロードのような車です。

 

www.xn--ihq5po14ehz4a.com

 

ウィングロード場合は

『ライトバン』ベース → 『乗用車』です。

 

ところがパートナーはホンダ エアウェイブをベースにライトバンにしたものです。

『乗用車』ベース → 『ライトバン』です。

このことによって普通のライトバンよりも装備は充実しています。

 

パートナーをニッサン ADやトヨタ プロボックスと比べると

◆オーディオ

ADはデッキにスピーカーがビルドインされているタイプで、ドアにはスピーカーが仕組まれていません。

パートナーはグレードによりますが、運転席側のドアに1つか、フロント左右に2つスピーカーが仕組まれています。

後でスピーカーを自分で装着する時でも配線を通す手間があるとないとでは作業量が大きく違います。

 

 

◆パワーウィンドウ

ADはフロントにしかついておらず、リアは手動です。プロボックスもリアは上級グレードやオプションになります。

パートナーは全車で前後左右パワーウィンドウです。

 

 

◆エアバッグ

ADは助手席側のエアバッグは取り外され、ティッシュボックスが収まる程度の小物入れになっています。これはプロボックスも同じです。

パートナーは外されず残っているので安全性が高いです。

 

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◆タコメーター

 エンジンの回転数計です。これもADやプロボックスには装着されていませんが、パートナーには装着されています。

燃費走行をする時にはタコメーターで回転数を確認しながら走れますから、思っているよりもポイントが高いです。

 

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◆シート

ADやプロボックスのシートは平らで薄く、特にリアシートに関しては快適というものには程遠いです。

その点パートナーはホールド性が高くクッション性の高いシート形状をしているので、ライトバンの中ではかなり快適なものです。

 

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◆静粛性

ADやプロボックスは軽量化とより多くの積載スペースを確保するため、ドアの内張りを中心に内装が簡潔なものになっています。

このため走行時のエンジン音や路面騒音が大きく、長く運転していると疲れやすいですが、パートナーはライトバンの中ではかなり静かです。

 

 

エアウェイブよりもイイところ

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▲ホンダ エアウェイブ(パートナーのベース車) 

 

私は何度もこのブログで書いていますが、CVTがどうも好きになれませんw

ベースになったエアウェイブは全車CVTですが、パートナーはライトバンの中でも唯一となる電子制御式の5ATです。

自然な加速と、高燃費を併せ持つポイントですね。

 

そして、エアウェイブのリアハッチを開くノブは下の方についており、使い勝手が悪いとされています、パート―ナーはエアウェイブに比べて上にノブがあるので、この欠点を克服しています。

 

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▲エアウェイブのリアハッチはノブが下部(ナンバー上)にあって狭いところなどで開きにくい

 

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 ▲パートナーはノブが上部に移動(ナンバー上)

 

ヘッドライトはメッキ装飾が外され、よりシャープな印象になっています。

え?ほとんどわからない??w

 

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▲上:パートナーのヘッドライト、下:エアウェイブのヘッドライト

 

 

なぜ不人気だったのか?

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積載量はAD、プロボックスに決して劣りません。

新車価格もADやプロボックスと比べても大差はありません。

その上での豪華装備。

なぜ不人気なんでしょうか?

 

個人的な見解では『営業力』ではないかと思っています。

ホンダ営業力での弱点はワンボックスタイプのバンが存在しなかった事も大きいでしょう。

 

商用のライトバンは各社あまり大差がない為、会社法人で購入するときは出入りしているディーラーの営業力が大きく影響します。

三菱やマツダがOEM車を使ってまで販売を続ける理由もそこにあると思います。

 

ホンダ パートナーは不人気車であることに加え、2006年発表、2010年生産終了と生産期間も短く、生産終了から少し時間が経っているので中古市場では希少車になっています。

 

今回の記事を読んで欲しいと思った人は、早いうちに手に入れる方が良いかもしれませんよ。

 

 

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